面接のコツ その2

面接

質問に的確に答えているか?

面接では、聞かれたことに的確に答えることがとても大切です。聞かれたことに答えるって当たり前のようなんですが、実は、これが出来ていない方が結構います。
面接官としては、知りたいと思っていることが分からないし、聞いてもいないことを長々と聞かされてしまうと、やっぱり嫌になってしまいます。
 
面接の場面ではないのですが、こんな場面だとあなただったら、どう思いますか?
果物屋さんへお買い物へ行きました。
とてもよいイチゴがありました。大きくて、つやもよさそう、これは美味しそうだと思い、早速、買おうと思いましたが、値段がわかりません。そこで、店のおじさんに質問。

私:おっちゃん、このイチゴいくら?
おっちゃん:兄ちゃん、なかなか見る目があるね。これね、有機栽培のイチゴや、産地は奈良の桜井で今日の朝一番に取れたてを産地直送で仕入れてるんや。この辺では、なかなか手に入らないんや。ほとんどが、東京の百貨店へ売られるてしまう。ホンマに甘くておいしいでぇ!
私:へぇ、そうなんや。(心の中で、それはそうと、値段はいくらやろ。)
おっちゃん:で、にいちゃん、何箱いる?
私:え!!それより、おっちゃん、値段はいくら?
おっちゃん:一箱、3000円や。
私:え!!!、そんなにするの!!!それやったら、やめとくわ。

面接のコツなのに、何の関係があるの???と、思われる方も多いと思います。でも、こんな果物屋のおっちゃんによく似た学生さんがたくさんいらっしゃいます。
つまり、質問に対して、求めているものと違う答えをされる方がよくいらっしゃいます。
果物屋さんで、私は、「いくらですか?」と聞いているのに、この果物屋のおっちゃんは、イチゴの蘊蓄(うんちく)を話始めてしまいました。僕が知りたかったのは、イチゴの値段であって、イチゴの蘊蓄(うんちく)ではないのです。多分、この果物屋さんは、ものすごく素晴らしいこのイチゴの説明をしたかったのだと思います、でも、私が求めていた情報はイチゴの値段であって、イチゴの蘊蓄(うんちく)ではなかったんです。

これとよく似たことが面接ではよく繰り返されます。
(例えば)
面接官:学生時代どんなアルバイトをしていましたか?
学生さん:3年間飲食店で接客のアルバイトをしておりました。3年間同じところでアルバイトをしておりましたので、店長にも認めてもらい、ほかのアルバイトの指導やホールでの接客を任せられていました。また、ある時、お客さんからは「君はいつも頑張っているねぇ」と声をかけてもらえたことがあり、とてもうれしかったです。この時の経験から、「責任感や相手の立場に立って、手を抜かずにお客さんに接することの大切さを学びました。」そして、継続は力なりだと思うようになりました。

面接官の質問は、「どんなアルバイトをしていましたか?」なのに、学生さんは、アルバイトから学んだものまでを一気に話しています。でも、面接官の聞きたかったことは、どんなアルバイトをしていたか?なんです。面接の前に、アルバイトのことを聞かれたら、「これを話そう。あれを話そう。」と準備されていて、アルバイトと言うキーワードが出てきた途端、一気に話してしまったのだと思います。相手(面接官)の意図も考えずに話してしまっては、アルバイトで学んだ「相手の立場に立って、お客さんに接することの大切さ」も、怪しいものだと面接官に思われてしまいます。聞かれたことに加えて、少しプラスするぐらいだと、次の質問につながるのでよいと思うのですが、用意していた答えを一気に伝えるのは、いただけません。

この他にも、
理由を聞かれているのに、経験を話していたり
経験を聞かれているのに、そこから学んだ事を話していたり
自己PRを聞かれているのに、これまでの経験を話していたり   します。

面接においては、面接官の質問と質問の意図に対して的確に答える必要があります。面接は、一方通行ではありません、あくまでも言葉のキャッチボールです。受け取ったボールを投げ返す時には、きちんと相手に投げ返す必要があります。きちんと相手に投げ返すとは、相手の聞きたいことに答えることです。

もし、自分でどうしても質問と回答がズレることが多いと思うなら、答えるときに、質問を繰り返すことをお勧めします。
例、
面接官:あなたが学生時代に打ち込んだことは何ですか?
学生さん:私が学生時代に打ち込んだことは、OOOOOです。

面接官:あなたは、なぜ、OOOに打ち込んだのですか?
学生さん:私が、OOOに打ち込んだ理由は、・・・・・です。

質問を繰り返すことによって、質問と答えがズレることがなくなっていくと思います。
面接では、質問に的確に答えるように意識してください。

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